=================================  名 称 : HeloProxy Version : 0.03  ジャンル : SMTP AUTH Proxy  種 別  : フリーソフト 制作者  : 上野@クロステック(株) Web Site : http://www.crosstech.co.jp/soft/HeloProxy/ ================================= ■HeloProxy 概要 HeloProxy は、メール送信用のProxyソフトです。メールクライアント ソフトと、SMTPサーバー間の通信を中継します。(メール受信の通信は中 継しません。)  HeloProxyは、SMTP AUTHの認証機能を持っています。SMTP AUTHに対応 していないメールソフトでも、SMTP AUTHが必要とするメールサーバーを 利用可能になります。 ■HeloProxy インストール方法 ダウンロードしたZIP形式の圧縮ファイル HeloProxyXXX.zip(XXXはバー ジョン) を解凍して、解凍されたファイル HeloProxy.exe を適当なフォ ルダへコピーしてください。 ■HeloProxy 使用方法  HeloProxy は、メールソフトと、メールサーバーのインストールした HeloProxy.exeを起動します。 タスクトレイにHeloProxyのアイコンが表示されます。  初回起動時は、設定ウインドウが表示されますので、SMTPサーバーの設 定を登録します。(設定を行うと、次回起動時からは表示されません)  下記の内容を登録します。   ドメイン名 送信元メールアドレスのドメイン名を入力します メールソフトは、メール送信時にSMTPサーバーへ接続して送信元 メールアドレスの情報を送信します HeloProxyでは、この情報を横取りして、設定したドメイン名と 一致する場合に、Proxyの処理を行います   SMTPサーバー名 実際のメールサーバー名を入力します   認証方式 NONE,AUTO,LOGIN,PLAIN,CRAM-MD5 から選択します NONE SMTP AUTH を行いません AUTO 自動的に認証方式を選択します 優先度は、CRAM-MD5 , PLAIN , LOGIN となります LOGIN,PLAIN,CRAM-MD5 SMTP AUTHの認証方式です   ユーザー名 SMTP AUTHで使用するユーザー名を入力します   パスワード SMTP AUTHで使用するパスワードを入力します   SMTPポート番号 SMTPサーバーのTCP/IPポート番号を入力します  上記の設定は、複数のメールアドレスで使用可能とするために複数登録 可能となっています。 ■メールソフトの設定変更  メールソフト側で、SMTPサーバーの設定項目を「127.0.0.1」あるいは 「localhost」へ変更します。これによって、メールソフトはHeloProxyを 介してメール送信するようになります。 ■バグ・制約  エラーチェックは、ほとんど行っておりません。  ほとんどの場合、エラーメッセージ等も表示されません。 ■アンインストール ソフトを終了し、インストール時にコピーしたファイル HeloProxy.exe と、HeloProxy.iniを削除してください。  レジストリは使用していません。 ■確認済動作環境 OS:Microsoft Windows XP Pro (SP2) ■免責 本ソフトウェアは、無保証です。このソフトウェアを使用したことでの いかなる損害(データ損失・Windows起動不能など)はこちらでは責任は負 いかねます。使用者の責任の上でご使用ください。 本ソフトウェアにバグ等の不具合が発見されても、修正・変更などのバ ージョンアップが行われるとは限りません。 ■ソフト使用制限・再配布  商用利用でない個人利用に限り使用、再配布を許可します。雑誌、Web、 またはその他のメディア上でのご紹介や転載も許可します。事前の了解は 必要有りませんが、可能ならば、事後でもよいので下記メールアドレスへ ご連絡ください。 ■更新履歴 Version 0.01 2005/04/21 ・初回リリース Version 0.02 2005/04/22 ・0.01 では、ドメイン名の検索を HELO で行っていたが、  0.02 からは、EHLO あるいは、MAIL FROM で行うように変更した。 Version 0.02a 2006/01/11 ・Borland C++Builder6 ランタイムパッケージを使用しないようにした。  (ランタイムパッケージは不要になりました。) Version 0.03 2007/02/08 ・Becky!でも動作可能とした(RSETコマンドに対応した) ・キーボードによる編集操作(Ctrl-C, Ctrl-X, Ctrl-V)を行えるように修  正した。(普通にキー入力する際には、不正な文字が入力不可になって  いますが、Ctrl-Vでは不正な文字も入力可能になりますのでご注意下さ  い)