=================================  名 称 : AL-POPFile Version : 0.29  ジャンル : AL-MAIL32用プラグイン  種 別  : フリーソフト 制作者  : 上野@クロステック(株) Web Site : http://www.crosstech.co.jp/al-popfile/ ================================= ■AL-POPFile 概要  AL-POPFileは、AL-Mail32用のプラグインソフトです。受信したメール をPOPFileによる分類結果によって他のフォルダへ振り分けることができ ます。つまり、受信したSPAMメールを「郵便受け」へ貯めずに「ごみ箱」 へ直行させることも可能になります。  メールが振り分けられたフォルダをボールド表示することも可能です。 (「郵便受け」以外のフォルダに振り分けられたことがわかる)  POPFileの分類結果を訂正することも可能です。  LAN内にサーバーがある場合や、常時接続環境で利用される場合は、 POPFileの分類結果を利用したBIFF機能を利用可能です。  「メールが届くとアイコンのデザインを変更してメール受信を通知」  「SPAMメールはメール受信を知らせずに(静かに)ごみ箱へ」  「重要なメールは派手にメッセージ表示」  というように利用できます。 (この機能を利用するためには、色々と前提条件があるのですが、、) ■POPFile 使用方法  このプラグインは、自動メール振り分けツールの POPFile が必要です。  POPFileのインストールや使用方法等は、下記Web Siteをご覧ください。 Web Site: http://getpopfile.org/ 日本語: http://getpopfile.org/docs/jp ■AL-POPFile インストール ZIP形式の圧縮ファイル alpopfileXXX.zip(XXXはバージョン) を解凍し て、解凍されたファイル alpopfile.dll , alpopfile.ini をAL-Mail32イ ンストールフォルダ配下にあるPluginsフォルダにコピーしてください。 次回AL-Mail32起動時から使用可能になります。 ■AL-POPFile 使用方法  POPFile は、振り分け結果をメールのヘッダ情報へ追加します。  例えば下記のように、記録されます。 X-Text-Classification: spam ~~~~ 振り分けられたメールの種類  AL-POPFile は、この「X-Text-Classification: xxxx」を参照して、受 信したメールを振り分けます。新規に受信したメールのみが振り分けの対 象となります。過去に受信済みのメールが「郵便受け」に溜まっていても 、それらは振り分けの対象とはなりません。  AL-POPFile は、メールの振り分け設定を alpopfile.ini から読み込み ます。インストール時において、alpopfile.iniは下記の記述になっていま す。 ===================================== [MoveMail] spam=ごみ箱 =====================================  POPFile で、spamに分類されたメールをごみ箱へ移動させる設定のみが 記述されています。  他の設定を追加する場合は、メニューの「ツール」−「プラグイン・オ プション」−「AL-POPFile Ver x.xx」を選択して、「振り分け設定」の ウインドウを表示します。 この設定ウインドウで、POPFileの分類と移動先フォルダの設定を行います ウインドウの左側のボタンは、下記の操作を行います。   [追加]  項目を追加する   [編集]  項目を編集する   [削除]  項目を追加する   [ヘッダ] 追加ヘッダを定義する   [その他] 「その他設定」のウインドウを表示する  振り分け設定は、全てのカウントで共通利用されます。  存在しないフォルダも入力可能ですが、振り分け処理は失敗します。 ●追加ヘッダ(Version0.13追加機能)  AL-POPFileは、ヘッダ情報のX-Text-Classification:を利用して振り分 け処理を行いますが、他のヘッダ情報でも、振り分けを行うことが可能で す。  「振り分け設定」のウインドウで[ヘッダ]ボタンを押すと、「追加ヘ ッダ」のウインドウが表示されます。  このウインドウで[追加]、[編集]ボタンを押すと、追加ヘッダの入 力ウインドウが表示され、このウインドウで、振り分けを行う情報を入力 します。   ヘッダ   振り分けを行うヘッダの項目を入力する   検索文字列 ヘッダの内容を検索する文字列(中間一致で検索する)   分類    POPFileの分類を入力する  「追加ヘッダ」では、振り分け先のフォルダのかわりに「分類」を設定 します。この分類に対応する振り分け先のフォルダは、「振り分け設定」 のウインドウで定義します。 ●振り分け先フォルダのボールド表示(Version0.14追加機能)  「振り分け設定」のウインドウで[その他]ボタンを押すと、その他設 定のウインドウが表示されます。このウインドウで「振り分け先のフォル ダをボールド表示に変更する」を選択すると、メールの振り分け先のフォ ルダがボールド(太字)で表示されるようになります。  この機能により、AL-POPFileによってメールが振り分けられたことを把 握しやすくなります。  ボールド表示されているフォルダを開くと、通常の表示に戻ります。 [注意]  AlUnrdChk.dllというプラグインも、フォルダ内に未読のメールが存在 するとき、フォルダ名をボールド表示します。AlUnrdChk.dllがインスト ールされていると、AL-POPFileのボールド表示機能は正常に動作しません  AlUnrdChk.dllがインストールされているときは、「振り分け先のフォ ルダをボールド表示に変更する」を選択しないようにしてください。 (AlUnrdChk.dll以外にもフォルダ名の表示を変更するプラグインがある かもしれません。そのようなプラグインを利用するときにも・・) ●メッセージ表示(Version0.14より仕様変更)  受信したメールをごみ箱や他のフォルダへ移動させた後に、POPFileの 分類結果をメッセージ表示することが可能です。  この機能を有効(デフォルトは無効)にするには、「振り分け設定」の ウインドウで[編集]ボタンを押すと、分類毎の編集ウインドウが表示さ れます。このウインドウの「メール受信時の処理」において「メッセージ を表示する」を選択します。  AL-Mail32の機能にも、メール受信を知らせる機能がありますが、この 機能はPOPFileの分類結果から特定のメールが受信されたときだけ通知す ることが可能です。(重要なメールのみ通知することが可能)  メッセージの表示は、通常はメッセージボックス(ダイアログ)で表示 します。Version0.25からは、新たなウインドウを表示して、そのウイン ドウにメッセージを表示することも可能です。(詳細は、「●自動メール チェック用の動作最適化」を参照) ●自動メールチェック時のメール受信通知(Version0.14追加機能)  LAN内にサーバーがある場合や、常時接続環境の方のための機能です  POPFileの分類結果を利用したBIFF機能を実現します。  AL-Mail32の「ツール」−「オプション」−「受信」タブにおいて、 「新着メールの自動チェックを行う」、および、「新着メールを直ちに受 信する」の両方が選択されているとき、AL-Mail32は定期的にメールサー バに自動でチェックを行い、新着メールがある場合は、直ちにメールを受 信します。  このときAL-POPFileは、AL-Mail32のアイコンのデザインを変更して、 メールを受信したことを通知します。  新着メールの自動チェックを行わない場合、この機能は動作しません。  AL-Mail32のウインドウが前面に表示されている(他のウインドウに隠 れていない)場合も、この機能は動作しません。 [タスクトレイに格納されている場合/格納されていない場合]  AL-Mail32をタスクトレイに格納している場合は、AL-Mail32がタスクト レイのアイコンの状態を変更します。(AL-Mail32に存在する元々の機能)  AL-Mail32をタスクトレイに格納していない場合は、AL-POPFileがアイ コンのデザインを変更します。  AL-Mail32の場合、メールを受信すると必ずタスクトレイアイコンのデ ザインを変更しますが、AL-POPFileは、特定のメールは除外することが可 能です。(SPAMの場合は、アイコンのデザイン変更を行わないことが可能 です。)  AL-POPFileによるアイコンのデザイン変更を行わないためには、「振り 分け設定」のウインドウで[編集]ボタンを押すと、分類毎の編集ウイン ドウが表示されます。このウインドウの「メール受信時の処理」において 「何もしない」を選択します。振り分け設定に登録されていない分類結果 のメールは、アイコンデザイン変更(メール受信通知)の対象となります ●自動メールチェック用の動作最適化(Version0.25追加機能) AL-POPFileの「その他設定」で、「自動メールチェック用の動作を行う 」の項目を選択すると、AL-POPFileは自動メールチェックに最適化した動 作となります。  具体的には、下記の動作となります。  1.メッセージ表示がウインドウで表示される    受信したメールのメッセージの表示を行う際、通常はメッセージボ   ックス(ダイアログ)で表示しますが、上記のオプションが有効なと   きは、「受信メール表示ウインドウ」を新たに表示し、そのウインド   ウにメールの分類結果、差出人、表題、本文の情報を表示します。    AL-Mail以外の他の作業を行っていても、この「受信メール表示ウ   インドウ」は、常に画面の最前面に表示されます。ただし、ウインド   ウのフォーカスには変更がないので、表示されたウインドウに制御が   移ることはありません。    これまでのメッセージボックスによるメッセージ表示では、メッセ   ージボックスが表示されるとAL-Mailが停止して、それ以後メールが   到着しても、新たなメールの通知は行われませんでしたが、「受信メ   ール表示ウインドウ」による表示では、AL-Mailの動作は停止せず、   新たなメール受信が発生すると、このウインドウにメッセージが追加   されます。    この「受信メール表示ウインドウ」を閉じるには、ウインドウの内   部(タイトルバーや、枠以外の箇所)をクリックするか、AL-Mailの   メインウインドウをクリックします。  ■注意■   振り分け設定において、「メッセージを表示する」設定となっている  メールだけがウインドウ表示される。  2.エラーメッセージを無視する    AL-Mailが、一定時間間隔で自動メールチェックを行っているとき   に、ネットワークの異常が発生していたり、サーバーが一時的に停止   しているような場合は、メールの受信が失敗するときがあります。    このような状況が発生するとAL-Mailは、エラーメッセージを表示し 、一定時間間隔の自動メールチェックも停止してしまいます。そのエ   ラーメッセージを閉じるまで、自動メールチェックは再開されません    上記のオプションが有効なときは、このようなエラーメッセージ(   メッセージボックス)が表示されても、強制的に閉じることが可能で   す。これにより、エラーが発生しても自動メールチェックの動作が続   行可能になります。 ●サーバーからメールを削除(Version0.14追加機能)  受信したメールをサーバーから削除することが可能です。POPFileの分 類結果毎に設定可能です。  この機能を有効(デフォルトは無効)にするには、「振り分け設定」の ウインドウで[編集]ボタンを押すと、分類毎の編集ウインドウが表示さ れます。このウインドウで「サーバーからメールを削除する」を選択しま す。  AL-Mail32の設定で、「受信したメールをサーバーに残す」の設定を行 っていた場合でも、この機能が有効なときは、サーバーからメールを削除 する場合があります。 ●受信したメールを複製した後、AL-Mailがオリジナルメールを削除  (Version0.14追加機能)  「振り分け設定」のウインドウで[編集]ボタンを押すと、分類毎の編 集ウインドウが表示されます。このウインドウで「受信したメールを複製 した後、AL-Mailにオリジナルのメールを削除させる・・・」を選択する と、AL-Mail32はそのメールを削除したものとして以後の動作を行います (たいした機能ではないので、詳しい説明は省略しますが、AL-Mail32の 巡回受信機能を利用しない方は、この機能をONにすることをお勧めしま す。) (AL-Mail32は受信したメールを削除しますが、削除する前にAL-POPFile がメールのコピーを作成するので、メールが無くなることは無いはずです 。。) ●POPFile表示機能(Version0.05追加機能)  メイン画面のメールリストでマウス右クリックした時のショートカット メニューから「POPFileを開く」を選択、あるいはメールView画面のメ ニューバーの「メニュー(M)」−「POPFileを開く」を選択すると、Webブラ ウザーが開いて、現在対象となっているメールのPOPFileシングルメッセー ジビューが表示されます。  この機能を利用するためには、ヘッダ情報として X-POPFile-Link: が記 録されている必要があります。 ●POPFile起動待機機能(Version0.06追加機能)  POPFile起動待機機能は、Al-Mail32が起動するときに、POPFileが起動 するまで待機します。  Windowsの起動時、スタートアップフォルダからAL-Mail32と、POPFile が起動するとき、AL-Mail32の「オプション」で「起動時にサーバーに接 続する」のチェックボックスが「オン」に設定されていると、「サーバー に接続できません」のエラーメッセージが表示される場合がありました。  この症状は、POPFileよりもAL-Mail32が先に起動してしまう時に発生し ますが、この「POPFile起動待機機能」によって、エラーが回避できます。  この機能はデフォルトで「オフ」になっています。  この機能を「オン」にする場合は、AL-POPFileの「その他設定」で[AL -Mail起動時にPOPFileが起動するまで待機する]のチェックボックスを選 択してください。  この機能が「オン」になっていても、AL-Mail32の「オプション」で、 「起動時にサーバーに接続する」のチェックボックスが「オフ」の場合は 動作しません。 ●POPFile訂正機能(Version0.09追加機能) POPFile訂正機能は、Webブラウザーを起動せずに、AL-Mail32から POPFileの訂正が行えます。 AL-Mailウインドウ、あるいは、メールVIEWウインドウで、右クリック すると、ポップアップメニューが表示され、そのメニューに、 「POPFile訂正[xxxx]」が表示されます。  xxxx は、そのメールが現在POPFileで分類されているバケツ名です。  「POPFile訂正[xxxx]」にカーソルを合わせると、更にサブメニューが 表示されます。  このサブメニューには、POPFileのバケツ名のリストが表示されるので その中から新たなバケツ名を選択することにより、再分類が行われます。 処理内容:  この機能は、下記の処理を行います。  (1)POPFileへの再分類操作   POPFileに対してメールの再分類の処理を行います。   POPFileへリクエストを送信するだけで、成功/失敗の判断は行いま   せん。  (2)X-Text-Classification:書きかえ   AL-Mail側のメールのヘッダ情報 X-Text-Classification: を新たな   分類に書きかえます。  (3)振り分け 新たな分類で、メールの振り分け処理を行います。 振り分けのルール    AL-POPFileの振り分け設定が定義されている場合、     定義されたフォルダへ再振り分けされます。    AL-POPFileの振り分け設定が定義されていない場合、     郵便受けへ再振り分けされます。(郵便受けに戻される) 例えば、 spam -> ごみ箱 の設定のみのとき、   下記のような処理が行われます。    あるメールが、unclassified に分類されたと仮定します      AL-POPFileは、メール受信時にメール振り分けを行いますが、      unclassifiedに対する定義が存在しないので、      郵便受けにメールが残ります      POPFile訂正により、このメールを spamへ再分類すると、      ごみ箱へ再振り分けされます   あるメールが、spam に分類されたと仮定します      AL-POPFileは、メール受信時にメールをごみ箱へ振り分けます      POPFile訂正により、このメールを personalへ再分類すると、      郵便受けへ戻されます ●POPFile一括訂正機能(Version0.19追加機能)  AL-Mailウインドウにおいて、CTRL+左クリックで複数のメールを選択す ると、複数メールを一括で訂正できます。 ●POPFile URL取得方法の仕様変更(Version0.10)  これまで、URLは、X-POPFile-Link:から毎回取得していましたが、 「その他設定」のウインドウに POPFile URL の項目を追加し、このオ プション設定のURLを利用するように変更しました。  「その他設定」にURLが設定されていない場合は、X-POPFile-Link:から URLを取得します。取得したURLは、「その他設定」のURLにも設定されます  「その他設定」のURLはalpopfile.iniに記録されるので、次回起動時も その値を利用可能です。 ■バグ・制約  振り分け設定によっては、存在しないフォルダへメールを移動させるよ うな設定も可能ですが、その場合はメールの移動は失敗します。 失敗してもエラーメッセージ等は表示されません。  複数アカウントにも対応していますが、振り分け設定は全てのアカウン トで共通利用されます。アカウント毎に振り分け方法を変更することはで きません。 ■AL-POPFile アンインストール AL-Mail32を終了し、インストール時にコピーしたファイル alpopfile. dll , alpopfile.ini を、Pluginsフォルダから削除してください。 ■確認済動作環境 OS:Microsoft Windows 7 POPFile Version 1.1.3 AL-Mail32 Version 1.13d ■免責 本ソフトウェアは、無保証です。このソフトウェアを使用したことでの いかなる損害(データ損失・Windows起動不能など)はこちらでは責任は負 いかねます。使用者の責任の上でご使用ください。 本ソフトウェアにバグ等の不具合が発見されても、修正・変更などのバ ージョンアップが行われるとは限りません。 ■ソフト使用制限・再配布  商用利用でない個人利用に限り使用、再配布を許可します。雑誌、Web、 またはその他のメディア上でのご紹介や転載も許可します。事前の了解は 必要有りませんが、可能ならば、事後でもよいので下記メールアドレスへ ご連絡ください。  E-mail: alpopf@crosstech.co.jp  ご希望が有ればソースファイルを提供しますので、どなたか改造してみ ませんか? ■謝辞  制作に当たっては、「alm-helper's HomePage」を参考にさせて頂きまし た。ありがとうございます。 (URL: http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9970/)  また、ALMailのメーリングリストの方々にもバグ報告等をいただき、大 変感謝しております。 ■更新履歴 Version 0.01 2003/10/29 ・初回リリース Version 0.02 2003/10/30 ・起動時にalpopfile.iniが見つからなくとも、初期値で動作するようにし た(初期値: spam=ごみ箱)  その際、初期値で alpopfile.iniを新規作成するようにした Version 0.03 2003/10/31 ・ヘッダ内に、100文字以上(改行除く)の行が存在したとき、  X-Text-Classification:の行の検出が失敗する可能性のあるバグを修正  した Version 0.04 2003/11/03 ・振り分け結果をメッセージ表示する/ビープを鳴らす機能を追加した Version 0.04a 2003/11/04 ・アイコンのデザインを変更した(これもパクリなので、できればオリジ  ナルにしたいのですが、誰かデザインして頂けないでしょうか?) Version 0.05 2003/11/06 ・POPFile表示機能を追加した Version 0.06 2003/11/16 ・POPFile起動待機機能を追加した Version 0.07 2003/11/22 ・振り分け結果のメッセージ表示で、差出人や表題を表示できるように変 更した Version 0.08 2003/11/23 ・振り分けを行ったメールの差出人や表題を表示する機能で、MIMEエンコ  ードされる前の文字が表示されることがある問題を修正した Version 0.09 2005/07/12 ・POPFile訂正機能を追加した  今回から、InternetExplorerがインストールされていないPCでは動作  しなくなりました  (IE5とかでも動作するとは思いますが、IE6推奨です) Version 0.10 2005/07/16 ・AL-Mailを複数起動していると、POPFile訂正機能が動作しなくなるバグ  を修正した ・メールが保存されていないフォルダで右クリックすると異常終了するバ  グを修正した ・POPFile のURLの取得方法を仕様変更した Version 0.11 2005/08/09 ・ヘッダ情報からX-Text-Classification:等の情報を探すとき、Subject:  の次の行が改行のみの場合、その行をヘッダの最終行とは判断しないよ  うに修正した   AL-Mailは、ヘッダ情報をデコードした状態でファイルに記録します   メールのヘッダと本文は、改行コードのみの行で分けられますが、ヘ   ッダ情報がデコードされるため、まれに改行コードのみの行が新たに   発生する場合があります   最近、Subject:に改行コードが含まれているメールがたまに受信され   るようになりました   このようなメールの場合、Subject: がヘッダの最後と判断してしま   う場合があるため、それ以降に記録されているX-Text-Classificatio   n:をこれまでは認識できていませんでした   今回の修正により、Subject:に改行コードが含まれていてもヘッダ情   報を正しく処理できるようになりました   (このようなメールは無条件でSPAMと判定してもかまわないような気    もします) Version 0.12 2005/08/27 ・振り分けのタイミングを選択可能とした Version 0.13 2005/11/10 ・振り分け設定をこれまではエディタで行っていたが、AL-Mailで行える  ようにした ・追加ヘッダ機能を追加した ・MSVCP60.DLLがインストールされていない環境でも動作するように修正  した Version 0.14β 2005/12/19 ・「その他設定」の下記の設定項目を廃止した    メール振り分けを行うタイミング     全メール受信後/1通受信毎/振り分け無し    メール振り分け完了後の動作     メッセージを表示する/ビープ音を鳴らす/何もしない  メール振り分けを行うタイミングは、「1通受信毎」に固定された  「振り分け無し」は、振り分け設定を削除することで同様のことが可能  メール振り分け完了後の動作は、振り分け設定の個別の振り分け毎に設  定可能となった ・振り分け設定において、メール受信時の設定項目をいくつか追加した ・自動メールチェック時のメール受信通知機能を追加した ・メール振り分け先フォルダのボールド表示機能を追加した Version 0.14β2 2005/12/24 ・Subject:が存在しないメールを受信したとき、ソフトが異常終了するバ  グを修正した(0.14βのバグ) Version 0.14 2006/01/06 ・メール振り分け結果のメッセージを表示中に、新たなメールを受信した  ときは、新たなメッセージを表示しないようにした ・フォルダのボールド表示を元に戻すときのタイミングを調整した Version 0.15 2006/01/19 ・振り分け設定で「サーバーからメールを削除する」を選択していたとき  同一のメールを2通受信してしまうバグを修正した Version 0.16 2006/03/08 ・自動メールチェック時のメール受信通知で、アイコンのデザイン変更す  るとき、タイマーを利用して1秒間隔でデザイン変更を行っているが、  複数のメールを受信すると、タイマーが複数動作するバグを修正した Version 0.17 2006/11/14 ・Version 0.11で行った「Subject:の次の行が改行のみの場合、その行を  ヘッダの最終行とは判断しないように修正した」が、Version0.13から  正しく動作していなかった。正しく判断するように修正した Version 0.18 2006/11/16 ・Windows2000において、AL-Mailを終了させたときにアプリケーションエ  ラーが発生するバグを修正した Version 0.19 2006/12/31 ・POPFile一括訂正機能を追加した Version 0.20 2007/01/27 ・POPFile一括訂正機能で、受信したメールの分類の修正が正しく行われ  ていなかったバグを修正した  (POPFileの分類訂正とフォルダの振り分けは行われていましたが、) Version 0.21 2007/01/27 ・メール受信時と分類の訂正時に、受信メールのマークを変更するように  修正した Version 0.22 2007/02/02 ・振り分け設定で unclassified を選択できるように修正した ・POPFile訂正時に、Subject:から [unclassified] を削除できるように  修正した。その他設定で、「訂正時に、Subject:から[unclassified]を  削除する」を選択しているときに有効となる Version 0.23 2007/02/24 ・マークの色が定義されていない分類へ訂正するときは、メールのマーク  をクリアする様に修正した Version 0.24 2007/08/03 ・Ctrl-Zがメールに含まれていると正しく処理できないバグ?を修正した Version 0.25 2008/02/08 ・その他の設定に、「自動メールチェック用の動作を行う」の項目を追加  した。詳細は、「●自動メールチェック用の動作最適化」を参照 ・AL-Mailのツールバーに、AL-POPFileのボタンを追加した Version 0.26 2008/02/28 ・受信メール表示ウインドウで細かい手直しを行った Version 0.27 2008/04/17 ・受信メール表示ウインドウが最前面に表示されないことがあったので、  常に最前面へ表示されるように対策を行った ・その他設定で、「自動メールチェック用の動作を行う」を選択している  ときは、自動メールチェックが行われて受信エラーが発生したとき、  そのエラーメッセージを自動で閉じるが、タスクトレイにAL-Mailを格  納しているときには、エラーメッセージが閉じられなかった。タスクト  レイに格納されているときも、エラーメッセージが自動で閉じるように  修正した Version 0.28 2008/10/18 ・base64でエンコードされた本文のメールを受信して、そのメールを受信  時に振り分けたとき、メール本文の文字化けが発生することがあった。  (振り分け時、base64のデコード処理を行ってしまっていた。そのデコ  ード処理の影響により、メールの本文が文字化ける場合があった。)  base64のデコード処理を行わないようにして、本文文字化けが発生しな  いように修正した。 ・起動時にalpopfile.iniが見つからない場合は、spam=ごみ箱 の振り分  けを初期値として設定するように修正した。(このバグはVersion 0.02  で対処したつもりになっていたのですが、正しく動作していなかったよ  うです。) Version 0.29 2017/02/23 ・受信メール表示において、UTF-8のメール本文を文字化けせずに表示で  きるようにした。(少なくとも gmailには対応)